第3回視覚障害者雇用の未来を考えるフォーラムを共催しました
11月14日(日)に、2年ぶりとなるフォーラムが開催されました。詳細は以下のとおりです。
<第3回フォーラムテーマ>
就労継続
~就職はゴールでなくスタートに過ぎない。働き続けること、就労継続こそが真のダイバーシティではないか?~
1. 日時・場所
日時 2021年11月14日 日曜 13時~16時30分
場所 Zoomによるオンライン開催
2. 参加人数 約200名
3. 内容
視覚障害者就労相談人材バンク(以下、人材バンク)は社会福祉法人日本視覚障害者団体連合(以下、日視連)、公益社団法人NEXT VISION(以下、ネクストビジョン)、社会福祉法人兵庫県視覚障害者福祉協会と本フォーラムを開催しました。
人材バンクは2018年の第1回、2019年の第2回にも参加し、視覚障害者の就労の可能性、就職活動について、ともにメンバーが事例発表を行いました。
今回より、共催団体の一つとして、企画・当日の運営に携わりました。
当日は「就労継続」をテーマに、コロナ禍の中、完全オンラインにて、3部構成で開催しました。
<第1部>
人材バンクメンバー5名が登壇し、自らの就労体験を発表しました。
<第2部>
当事者、企業、行政、支援団体職員、ネクストビジョン理事2名を含めた6名のパネリストが、視覚障害者の就労の現状と課題、未来への可能性について、事前に受け付けた質問や参加者からの質問を交えて活発な意見交換を行ないました。
その後、当日参加していた衆議院議員2名、参議院議員1名から、フォーラムの感想とともに、視覚障害者就労の環境改善について力強い挨拶がありました。
<第3部>
事務局長の大森から人材バンクの活動内容を説明しました。後半には、人材バンクの若手の会「SJBクロスロード」について、発足メンバーの濵﨑と九州メンバーの山元が発足の経緯や昨年8月に実施したイベントを紹介し、同じく発足メンバーの谷口からもメッセージを届けました。
定員を超える200名以上の参加があり、視覚障害者が職を得ることと同様に、就労継続がいかに重要であるかを再認識する場となりました。
本年も関係団体とともに、本フォーラムを開催できるよう関わっていきたいと考えています。