大阪北視覚支援学校で講演を行いました
7月28日(月)に、代表補佐の的場が大阪北視覚支援学校の教員向けに講演を行いました。
詳細は下記の通りです。
1.日時:2025年7月28日(月)10時~11時30分
2.場所:大阪北視覚支援学校(大阪市東淀川区)
3.対象:教員
4.講師:代表補佐 的場孝至
5.テーマ:視覚障害者として働く ~目標に向かってやり遂げることの大切さ~
6.内容
前半は先天性の弱視として地域の学校で学んだことを振り返って、工夫したこと、辛かったこと、進路をどのように考えたかについてです。
30~40年前、学校生活において、見えにくいことへの配慮や理解はほとんどなく試行錯誤したこと、進学や進路選択で苦戦しながらも諦めず目標に向かって進んだことなどを話しました。
後半は会社に入ってから、どんな環境で、どんなサポートを得て、どんな業務をしているかについてです。
働いた経験のない状況で就職して、初めて仕事をする難しさ、サポートを得るための工夫、仕事をやり切ることで得られたもの、視力低下が進んでも就労継続していることなど、自分が経験してきたことを率直に話しました。
約60人の先生方が熱心に聞いていただき、多くの質問がありました。
高校生の進路選択に役立つのではないか、地域の学校で学ぶ生徒やその保護者にも有効ではないかなどの感想がありました。
私自身、教員向けの講演は初めてでしたが、貴重な経験となりました。
このような機会をいただいたことに感謝です。
大阪北視覚支援学校の関係者のみなさん、ありがとうございました。