第7回神戸発、視覚障害者雇用の未来を考えるフォーラムを共催しました
視覚障害者就労相談人材バンク(以下、人材バンク)は、今年も社会福祉法人日本視覚障害者団体連合、特定非営利活動法人 神戸アイライト協会と本フォーラムを開催しました。
人材バンクは2018年の第1回から参加し、第3回からは共催団体の一つとして、企画・当日の運営に携わっています。
なお、例年共催している公益社団法人NEXT VISIONは、今年、主催する学会が複数あるため、本フォーラムの共催はかないませんでした。
表記フォーラムの詳細は以下の通りです。
「若年層の話を聞いてみよう!」~20代・30代の当事者が語る過去、現在、将来のビジョン~
1. 日時・場所
日時 2025年11月23日(日・祝) 13時~16時
場所 中山記念会館1階大会議室およびZoomによるオンライン開催
2. 内容
今年は「若年層」をテーマに会場とオンラインでのハイブリッド形式にて2部構成で開催しました。
視覚障害者の当事者団体・組織において、会員の高齢化と共に若年層の構成メンバーが少ないという課題があります。
就労問題においても、現在の就職活動をはじめとした「now」を必ずしもキャッチアップできているとは言えず、今を生きる20代、30代に本音を語ってもらうこととしました。
会場・オンラインでの参加を合わせて約200名を超える申し込みがありました。
<第1部>
人材バンクメンバー3名が登壇し、自らの就職活動を振り返って何を思うか、現在の仕事や当事者活動、将来のビジョンなどについて、インタビュー形式で事例を発表しました。
<第2部>
3名の当事者と障害者雇用コンサルタント、計4名のパネリストが、第1部の発表を受けて、若年層が考える就労の過去、現在、未来について意見交換を行いました。
また、当事者活動やアルバイトの経験などにも触れ、当フォーラムの大きなテーマでもある「視覚障害者の就労についての現状と課題、そして未来への可能性」を探る機会となりました。
今年も、経済産業副大臣をはじめ、例年フォーラムに参加いただいている複数の国会議員、兵庫県議会議員から、視覚障害者就労の環境改善について力強い挨拶をいただきました。
例年通り、視覚障害者が職を得る大切さと共に、若年層が情報を得て経験を積む必要性、抱いている目標など、幅広い世代に多くの気づきや学びをいただき、明日への活力を得るフォーラムとなりました。
なお、今年のフォーラムを、2026年12月31日(木)まで、下記のリンクより視聴できます。
アーカイブは第1部と第2部に別れ、「動画」と「音声のみ」の2種類が公開されています。
ぜひ、お一人でも多くの方にアクセスいただければと願っております。
また、今回の就労フォーラムに関するご感想・ご要望がございましたら、下記メールアドレスへお送りください。
今後の参考にさせていただきます。
第1部の動画はこちら(1時間40分)
第2部の動画はこちら(1時間25分)
第1部の音声はこちら(1時間40分)
第2部の音声はこちら(1時間25分)
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