転職・就職活動検討分科会 実施報告 第二部
「転職・就職活動についてみんなでディスカッション!」
各々からの質問のやりとりを基にして、参加者間でディスカッションを行いました。
そのテーマの概要は、
- ・就活前準備(自身の業務スキルや見え方を整理することなど)の有効性
- ・就活支援者が感じる就職が決まる方、決まらない方の違い
- ・入社前体験実習などの有無による就職後における難しい業務への対応
それらに対する意見の趣旨は、
- ・就活前の自身の整理は、一定の有用性はある。一方、就活前準備を入念にし過ぎると、時間がかかったりそれだけで疲れることもあり、また、うまくいかなかった時に落込み度も大きいため、ある程度の準備が整ったら就活を行うなどとりあえず進みながら考えることも必要
- ・障がいの程度や置かれた環境、そして給食はご縁もあるので、一概にはくくれないが、自身の障がいの受容や社会との向き合い方が基礎にあり、主体性をもってアクションを起こされる方が、ご自身に合った就職先に決まっておられるように感じる
- ・(少しでも見えている場合は)見えないことを伝えることができない。また、見えている場合でも、慣れや記憶や自身のルールとして、見えていた・できていたこともあるため自身の見えないことやできないことを客観的に伝えることは難しいことを認識したうえで、就職や転職活動をすべきではないか
- ・入社前研修は、その会社において自身のできないことを伝えるには有効であるが、期待感とともに担務が増えることに伴い、新しい業務を覚える苦労は研修の有無にかかわらず発生する